fukufuku813’s blog

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カンボジア情報.com番外編(獄中日記)2日目

2日目
6時に起床。

7時に点呼

 

8時に外に出て運動場でみんなで整列
リーダーの掛け声で一斉に歌を歌い始めた。

 

どうやら国歌斉唱みたい。

私はわからないからただ突っ立ったままで聞いていた。


歌がおわると体操が始まった。

 

私は周りの人達に合わせて
モイ、ピー、バイと口を合わせて
体を動かした。

 

カンボジアの数字のいち、にい、さんは、モイ、ピー、バイ、ブン、パラン、パランモイ、パランピー、パランバイ、パランブン、ドォップ
が1から10までの数え方である。

 

その後は自由時間が30分ぐらいあって部屋に戻される。

 

昨夜もほとんど熟睡できなかったせいか太陽がまぶしく頭がボーとしていた。

 

部屋に戻ると次の点呼まで自由に過ごす。

 

ほとんどの人が上の段、畳5枚分のスペースに体育座りしてテレビを見る

私も体育座りして訳のわからないカンボジアの番組をボーと見ていた。

 

すると部屋の外から福井さーん
と呼ぶ声がする。

 

部屋の入り口の扉に鉄格子が付いていてそこから昨日の矢沢さんが覗いていた。

 

わざわざ会いに来てくれたんだ!

 

矢沢さんが部屋番のポリスに話しをして私を外へ出してくれた。

 

そしてこのAブロックのチーフメイに紹介すると言う。

 

ポリスのことをメイと呼ぶ

そしてポリスにお金を払えば朝8時から10時、午後2時から4時までは外に出ることが出来ると言う。

 

普通のカンボジア人は厳しいが外国人はその辺は融通がきくらしい。

 

矢沢さんに付いて外に居たチーフメイに挨拶に行った。


矢沢さんがクメール語で話して私のことを紹介してくれた。

 

私は手を合わせてお辞儀をした。

 

カンボジアでは初めて会う目上の人や上司に対して手を合わせて拝むようにして挨拶をする習慣がある。

 

その後矢沢さんに連れられ
Aブロックの外へ出た。

 

そこにはもう1人の日本人Gさんが立っていた。

 

Gさんは見た目私と同じぐらいの歳格好で髪は短く目鼻立ちがハッキリとした高倉健みたいな渋い感じがした。

 

お互い初めましての挨拶を交わし
3人でプサー(市場)へ行ってお茶しようと言うことに、、、

 

鉄の壁の分厚い扉を出るとすぐ左側にプサーがある。

 

そこの氷を売っている前に低いテーブルとプラスチックの小さい椅子が置かれている。

 

私はお金を一銭も持っていなかったので、矢沢さんが缶ジュースをおごってくれた。

 

いい人だ!


先ずは3人の軽い自己紹介から始まり私の今回の事件の真相の話しになった。

 

矢沢さんはネットで福井さんのニュース見ましたよ。


人身売買はこの国は刑が重いですよ
と脅される。

 

最低10年は覚悟しておいた方がいいですよと更に追い打ちをかけられる

 

私は内心で私は関係ないから、
女達の日本へ行く書類を作成しただけだから、、、
と、叫んでいた。

 

矢沢さんはシャブを日本へ送ろうとして捕まったらしい。

 

刑期は7年半、現在5年間もここプレイソー刑務所に居るらしい。

 

だから色々な犯罪ケースを見て来ているからとても詳しい。


プレイソーの生き字引だ。

 

本人もこの中のことは何でも聞いてくれと言っていた。

 

右も左もわからない私としてはとても
頼もしい人が居て良かったと思った。

彼は53歳、千葉県出身で上海に家族と住んでいたらしい。

 

私はビックリした。


私の2歳上、同世代ではないかと、、

失礼だが見た目は60過ぎのご老人かと思ってた。

 

本人いわくこの5年でめっきり老けたのだと言う。

 

後で5年前の写真を見せてくれると言う。


隣に居たGさんもそう5年前の写真とは別人だよと言っている。

 

そうか刑務所は5年でそんなにも人が変わってしまうのかと思い、

 

どんなことをしても早くここから出ると私は心に決めた。

 

そしてGさんだか、彼は50歳、やはり私と同年代、1歳違い。

 

彼もシャブで捕まったらしいが、

彼の場合、韓国人の友達と前日に知り合ったカンボジア人女性と食事を約束してレストランで待っていたら
その女性が現れて直ぐにポリスが来た

その女性のカバンからシャブが4g見つかりその場で逮捕!


カンボジアへ来てまだ7日目の出来事だそうだ。

 

矢沢さんが言うにはカンボジアと言う国はとんでもない国だよ。

 

法律なんてあって無いようなもんだから、シャブを持ってる奴と一緒にい居ただけで捕まっちまうんだから、、

口の横に泡を溜めながら口をとがらせて力説している。

 

彼は続ける
福井さんも気を付けた方が良いよ

直ぐに出れるなんて甘く考えてると
とんでもないことになっちゃうから

 

このGさんだって直ぐに出れるだろうと思っててもう1年ここに居るんだから、ねぇGさんとGさんを見た。

 

無口そうなGさんが軽く頷いた。

 

だが確かに矢沢さんの言う通りかもしれない。

 

カンボジアに来て2年が過ぎたが今まで私も何度となく理不尽な出来事を
このカンボジアで経験している。

 

そこはさすがカンボジアってことで流してきたけど、
今回はそう言う訳には行かない。

 

何とかせねば、何とかせねばと、
異様な感情が湧き出てきて、

心臓がパクパクと音を立てて脈を打った。

 

その後は弁護士の話しやら裁判所へ払う裏金の話しやら色々したがあまり覚えてはいなかった。

 

私の頭の中はもしこのまま10年以上も出れなかったらどうしよう

両親は生きているだろうが?


前妻との間にできた子供は今8歳

10年経ったら18歳!
私に会ってくれるだろうか?

 

いやいやそれより私は生きてここを出れるのだろうか?

 

そんなことばかり考えていた。

 

時間が来て各自の部屋に戻ることになり私は2人に深くお辞儀して、今後もよろしくお願いしますと言って別れた

部屋に戻った私はまだ気が動転していて落ち着かない。

 

昨日と同じパターンで11時に食事、
その後は1時まで昼寝、自由時間と
、、、、、

 

毎日このサイクルが永遠に続くのだろうかと思うとゾッとして来た。

 

なんで私達がこんな目に合わなくてはいけないんだ、悪いのは日本側の人間ではないか、

なぜ女達は私達をこんな目に合わせるんだと完全に被害者ぶって、悲しみ嘆き女達のことを絶対に許さない。

 

絶対に復讐してやると憎悪の念でいっぱいになっていた。

 

私の中にいる悪魔が顔を出し完全に邪鬼に囚われていた。

 

その夜は精神的に疲れたせいかよく眠った。

 

 

 

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